「また新田は大風呂敷広げてんな」と思った方、間違っちゃいません。
しかし、大風呂敷であろうと本当にそれを目指すのならば、考えなければならない命題であり、僕自身はライフワークとして、そういうゲームを作りたいと思い、大真面目に40年はそのことを考えています。
「世界に名だたる」というわけですから、そこに並ぶのは
・スーパーマリオブラザーズ
・GTAシリーズ
・スタークラフト
・バイオハザードシリーズ
・PUBG
・マインクラフト
このあたりと肩を並べる、と言って差し支えないと思います。
(全部、全世界で1000万本以上売り上げたゲームだと思います)
GAFAって言葉があるじゃないですか。
・Google
・Amazon
・Facebook
・Apple
超巨大ITコングロマリット企業。
世界的企業です。
なぜ、こうした世界に名だたるベンチャー企業が日本から生まれないのか?
TOYOTAとか、HONDAとかの前時代は日本は世界を席巻していたけど、今は世界の孫さんくらいしかない。
日本からそういう世界的企業が出てきてもいいんじゃないかと思うんですが、規制のせいなのか、発想力のせいなのか、出てきてないわけです。
日本人として、そういうの、なんかくやしい。
せめてゲームくらいは、と思ってるわけですが、ゲームも過去に任天堂が作った栄誉くらいしかないわけです。
あれよあれよといううちに、海外のゲームメーカーに取って代わられてしまった。
アニメとか漫画とか、最近のクリエイティブ業界を見ていても、コンテンツ力がなくなって、すでに知名度のあるIPを使ってそれをもとにゲームを作るとか、売上重視のセコイ手法ばっかりで、クリエイティビティの土台がなくなっちゃったんじゃないかと思ってしまいます。
ゲームもIPのモノ頼りで、新しいコンテンツを作ろうという気概がないように思える。
でも、ゲーム関係の投資会社は「世界に名だたるゲームの企画はないのか?」と探しています。
作る気はある。けれどその企画がない。もしくは、企画はあるんだけどお金を出す側が見る目がなくて出せていないんじゃないか? という感じです。
ということで、ぶち上げて来ましたが、「じゃあどういう企画が世界に名だたるものになるんだよ」というところを、ゲーム業界の一企画屋として、考えてみたいと思います。(続く)
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