人を評価するということ

●人を評価するということ

誰かに、「彼に足りないものはなんだと思う?」と言われても、それは「その人が自分に足りないと思っているもの」としか言えない。

その人の社会的に足りないと思われるもの、というなら、まだ言いようもあるが、それもその人が望むように生きればいいと思うし、すべてその人が選んできた選択な訳だから、嫌なことも嬉しいこともつらいことも、その人が負うべきもので、それをどう思っているのか次第だと思う。

本人がなぜつらいのかわかってなくても、その人の問題はその人が解決すべき問題で、その人の成長の糧だから、それを奪ってはいけない。
俺からなにかを言うのは、その人に問われた場合なことが多い。

ただ、一緒に仕事をしているとか、大事に思っているなら、言わざるを得ないこともある。

一緒に時間を過ごすためにはそうして相互理解をしないと過ごすことができなくなることが多いから。

相互理解をしなくても一緒にいられるのは、よほどフィーリングが合うか、片方が耐えているから。

もちろん、社会を強く生きていくために必要な資質はあるし、楽しく生きていくために欲しいスキルもある。

それをこれまでの経験であげてみるなら以下になる。

●在り方

どういう存在でいたいのか?
この世界でなにを実現したいのか?

価値観を明確にする。
価値観を明確にすることは、生きる指針になる。

なにが好きか? なにが嫌いか?
理想の自分を明確にし、それに向かっていく。

●コミュニケーションスキル

問題解決能力。
人生は問題の連続。
仕事、恋愛、人間関係、健康の問題に対処しなければならない。

物事に凹んだり落ち込むことに意味はない。停滞するだけ。
人をコントロールするためにそういう落ち込んだりの態度を見せる人がいるが、それは人に迷惑をかけるだけ。
解決を図り、先に進むことが健康な精神を保つ。

スルー力。
大事を小事の犠牲にしない。人生は時間でできているのであり、なるべく好きなことに関わり、楽しく生きるべき。
嫌なことに関わらず、好きなことに関わる。人に関わることもそう。
自分の価値観を知り、好きなこと、嫌いなことを明確にし、それに従って生きたほうが納得度が高い。

人の意見を受け取る能力。
真に受けない。他人の言葉はその人の意見でしかない。神の言葉のようにうけとらない。
振り回されない。自分を持つ。自分の価値観に沿って生きる。
「世間の常識」は社会が安定するために作り出した価値観であって、それに収まらない人間もいる。

自分が求めるもの、自分が生きている環境に合う「自分の現実」を持つこと。

人の意見は貴重な客観意見として捉え、参考にするが、最後に決めるのは自分。

自分の選択に責任を持つ。

●ビジネススキル

僕らが生きているのは資本主義社会で、なにをするにもお金がつきまとう。
この有限の生を謳歌したいと思ったら、ある程度の自由が必要だし、事業資金も必要だろう。
なので、お金を稼ぐためのスキルであるビジネス力は大事だと考える。
この分野は非常に幅広く、

企画スキル。
どんな事業をするか。どんな企画を実現するか。

マーケティングスキル。
フォロアーを増やす力。
発信し続ける。
ファンを増やす。企業イメージを作る。

経営スキル。
人を束ねて運営していく能力。
行く先のビジョンを明確にし、共にそれに向かっていく力。

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