このあいだ、Sさんと話していて意気投合したのは、
「自由になれなんてつまらない」
ということでした。
どういうことなのかというと、サラリーマンで一生終わりたくない、自由に生きたい、自由は最高だ! ということです(笑)。
DNA的に、男は自由が最高に好きなのだそうです。
女性は原始時代からコミュニティのルールの中で生きてきたので、儀礼やイベント、マナー、お約束を重んじますが、男性はそんなのお構いなし。
自由が一番好きなのです。
単純ですが、事実です。
それはまあ置いておいて、現代社会というのは、自由とは真逆の政治体制ばかりです。
■資本主義の正体
資本主義もそうです。
資本主義の正体とは、マルクスが説明するまでもなく、国民を働かせるシステムを資本によって稼働させることです。
「国民を働かせるシステム」は、単純です。
お金がないと死んじゃうよ、働かないとお金がもらえないよ、という前提があり、そこにわざと「お金がない」状況を作って、労働を煽るという仕組みです。
「お金がない」状況は、毎月、毎年の課税によって作り出します。
累進課税は、「いくら稼いでもいいけど稼ぎすぎると働かないから税金たくさん取るよ」という仕組みです。
一生懸命働いて、起業してお金をどんどん稼いでも、結局は「お金がない」状況に戻っていく。
だから働かざるを得ない。
それが資本主義です。
起業してお金をたくさん作れるのは、日本だと国民の10%も満たない状況です。
年収1000万円を越えているのは、労働人口の4%くらいだそうです。
残りの96%は、いつも「お金がもっと欲しいなあ」と思っています。
国のシステムにまんまとハマっているわけです。
それでもヒイコラ言いながらも人々が寿命で死ぬまでは生きれるし、うまくすれば「ヒーロー」や「セレブ」になれるかもしれない。
そういう餌をもとに動かされている。
うまくできてます。資本主義。
逆に言えばみんなが労働するから、国が回るし、文明による利便性や福祉の恩恵を受けることができるわけです。
ただ、人生は「四苦八苦」「禍福は糾える縄の如し」ですね。
資本主義がその状況の大部分を作り出しているのも事実でしょうが、こればかりは徐々に、文化の発展とともに変えていかないといけない。
ちょうど、「評価経済社会」なんて言われ始めている。
■評価経済の導入期
SNSなどによって、人々の評価が可視化され、結果を出している人に評価が集まり、お金も集まるようになっている。
VALUなんかはそうだし、Youtube、noteなんかの課金できるメディアによって、生活できる人が増え始めている。
ゲームがうまいっていう評価があれば、何百万もの収入になる人がすでに出始めてますよね?
「ふわっち」というライブ配信サイトであれば、とにかくキ○ガイなことしてもいいから、目立てば稼げる。
なにをやったとしても有名という評価が得られれば、アクセスが稼げて、確率的にアイテム課金をしてくれる人が増え、食っていけるようになる。
まあ、計画性がなければあぶく銭みたいなものになっちゃいますが。
これは市場ライフサイクル的に言えば、評価経済の導入期だと言えるでしょう。
導入期があれば成長期や成熟期、衰退期があるわけで、今後、成長期にめっちゃくちゃ稼ぐ人が出てくるはず。
じゃあどうすればその波に乗れるのか?
どうすれば、先行者利益を享受することができるのか?
なんて考えちゃいますが、概要的に言えば「資産」を作ることです。
前回も「資産」の話をしましたが、不労所得を生み出す「モト」です。
ではなにが「資産」になるのか。
そろそろ寝る時間が来たので、そこらへんの話はまた今度にしたいと思います。
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