あなたを行動に掻き立てるものとは? ヒント:目標設定ではありません

どうも、ゲームを作ったりビジネスを作ったりしている新田です。

今回はかなり重要な話をします。

できれば集中できる時間のあるときに読んでください。

寝る前のゆったりした時間などが有効です。

一度ざっと読んで、寝る前に再度確認のためにゆっくり読むのもいいでしょう。

今回の話を読まないですっとばし、いつの間にか忘れてしまうと、

「いったいどうしたら行動できるんだろう? 誰か助けて」

という事になるかもしれません。

それで重要な話です。

ではいきます。

結論から言うと「モチベーション」の話です。

あなたは、自分の同僚や友人などを見て、

「なぜあの人はあんなに元気で、やる気に溢れているのだろう?」

と思ったことはありませんか?

僕はあります。

そしてこのことは、長年の疑問だったのです。

今でこそ、

「新田は内側に熱い炎を持っている」
「無限の内燃機関がある」
「めったに愚痴らないし、いつもエネルギー高く行動し続けている」

などと言われます。

基本陰キャなんで陽キャじゃないですが、内面はイヤミなくらい前向きだしやる気に溢れています。

が、昔は元気がある人がなぜああなのか疑問でしたし、自分はなぜそうじゃないのか、わからなかったのです。

元気でやる気に溢れていれば、もっと仕事を早くできるだろうし、効率が上がると思っていました。

要するに元気のある人が羨ましかったのです。

ではなぜ、「無限の内燃機関」が精神に宿るようになったのか?

どうすればあなたにも「無限の内燃機関」が宿るようになるのでしょうか?

■人生に意味はない

 

人生に意味はない、この言葉を聞いたことがあると思います。

だから、自分で人生をデザインせよ、と。

「人生とはなにかと問うてはならない。あなたが人生に問われているのだから」

これも同じ意味です。

要するに、人生は僕らがデザインできるわけです。

好きに定義していいし、好きに作っていっていいのです。

砂場の砂をどう形作ろうが自由なのです。

であるならばどう定義したらいいのか?

多くの人が、自由というものの幅の大きさに混乱します。

とりうる選択肢が多すぎるからです。

人は選択肢が多すぎると、「なにも選択しない」を選んでしまうと心理学の実験がありました。

つまり多くの人は「ただただ起こることに流されている」のです。

自分で自分の人生を決めず、川に浮かぶ葉っぱのように、ただ流されているわけです。

なにも決めていないのです。

だからいいことも悪いこともランダムに起こり、人生に「翻弄される」みたいなことになるわけです。

どうせ意味がないのであれば、決めてしまえばいいわけで、大雑把に、

「人生は楽しむためにある」

と決めれば、全体的に楽くなることを選ぼう、ということになります。

自発的に楽しくなる方を選んだほうが楽しくなりますよね?

逆に、

「人生は苦しむためにある」と

定義しちゃったらどうなりますか?

わざわざ苦しいことを選ぶのは頭がどうかしていますし、「お前マゾか??」と言われるのがオチです。

そんな人と一緒にいても楽しいこともないし(見ている分にはおかしいですが)、クッソつまらない人生になり、
それを人に言おうものなら「なんでわざわざつまらないほうを選んだ!?」と問い詰められるでしょう。
自分でも後悔するに違いありません。

「人生は楽しむためにある」

これなら生きている間、楽しいことを選ぶことが多くなり、楽しい人生になる可能性が上がりますよね?

とりあえずなんでも楽しめばいいんです。

でも、毒親のもとに生まれたとか、貧困な家に生まれたとか、運が悪いこともあるかもしれない。

そのときは、強引にでも「楽しくなるほう」に軌道修正が必要です。

毒親をこっちから勘当したり、貧困を脱出するためにお金を稼ぐ必要があります。

流されるままじゃだめです。

楽しめるほうに変えていくことで楽しくなるのです。

ただ待っているだけじゃなにも起こりません。

人生は運もありますが、自由意志で自分の望む方向、楽ししい方向へグキッと曲げればいいのです。

そうすれば人生の50%は自分で楽しめるようデザインできて、運は50%くらいになってくれます。

■人生は解釈次第

 

「でも50%は運じゃねーか」

と、あなたは言うかも知れませんが、そこで必殺技があります。

「起こることは自分で勝手に解釈していい」

ということです。

なにか悪いことが起こったら、

「ああ、これは自分を成長させる試練だな」

と思えばいいのです。

どう思おうが勝手ですから。

逆に悪いことが起こって、

「ああーこんなことが起こったということはもう運を使い果たしているんだ」

と思ったとしたら、その後の人生はもういいことが起こる運が無いんだということになり、ビクビクした人生になってしまいます。

なにが起こっても、

「またこれ試練だわ。自分が大きく成長するチャンスだわ」

と、良い感じで解釈しておけば、思ったより大したことにはならないし、なにより精神的に楽です。

「心配事の90%は実際には起こらない」

という言葉もあります。

ならば心配事は実際に起こってからすればいい話です。

それからでも遅くありません。

普段の生活をビクビクにしないことです。

■ビジョンを打ち立てる

 

ここまでで、普段の生活から良くないことが起こる確率を減らしました。

人生は楽しむためにあるわけですから陽キャ度アップです。

元気でやる気のある人間に近づいてきました。

ここでさらに、「ビジョン」を打ち立てましょう。

「ビジョン」という言葉を聞いたことがあると思いますが、ビジョンとは要するに、

「自分が行きたくてワクワクする場所」

のことです。

ワクワクってわかりますか?

「海外旅行? そーだなー行ってみたいなー」

じゃなくて、

「海外旅行!! モルジブ、マジ行ってみてえ!!
夜空全面、天の川がキラキラしててきれいって聞いたし、
砂浜を蹴ると夜光虫がぶわーって光るらしいじゃん??
そんなとこ行くのマストでしょ!!
死ぬまでには絶対いかないと!!」

と、このくらいのワクワクです。

こういうマスト(絶対)があると、人生楽しくなります。

行きたいというのは、別に場所に限ったことではなく、

「理想に到達した状態」

でもあります。

「ゲームを世界的にヒットさせて、世界に感動と興奮を与え続ける」

これは僕のビジョンです。理想の地、彼岸です。

これだけだと「へえ」くらいだと思うので、もっと詳細を伝えます。

世界的なヒットを作ったらどうなるでしょう?

お金は間違いなくたくさん入ってくるだろうし、生活は安泰です。

お金が入ったら、ゲーム開発のラインをいくつも作り、チーム編成します。

そのうちいくつかは自分で企画したゲームのラインで、さらにヒットの連作を狙っていきます。

僕の考えるゲームはそんな重厚長大ではないので、2ヶ月~1年くらいでの完成を見込みます。

「しくみ」がうまく働けば、ゲームは小規模でヒットさせられるので、それを狙っていきます。

僕が研究しまくった成果も盛り込みまくります。

自分のゲームを、開発チームにまかせて、どんどん作っていってもらうのです。

アイデアはいくらでもあります。

自分の考えたゲームを忠実に作ってくれるチームがあるって、ワクワクしませんか?

残りのラインはすごいゲーム企画を作ってくれる有望な人に任せて、ゲームをさらに作ります。

このライン群から生まれるゲームはヒットしたりヒットしなかったりだと思いますが、
僕が生きているうちに作りたいと思うゲームは、すべて作りきれるはずです。

ここからヒットが生まれてくれたらシリーズ化したりアップデートをどんどんしていったり、
規模を拡大していきます。

と、こんな感じです。

あなたの「ワクワクするビジョン」はどういうものでしょうか?

こういう質問を自分にしてみてください。

「もし、あなたに必要な分だけ、いくらでもお金が与えられるとしたら、どんな事業をするだろうか?」

いくらもお金が与えられる。

これがミソです。重要ポイントです。

ぜひぜひ書き出してみてください。

あなたはどんな事業だったら、一生をかけてやるだろうか・・・?

書き出すだけで、

「うわ、めっちゃワクワクしてきた! これ絶対生きてるうちにやる!」

という興奮が体を貫くはずです。

貫かないならそれはまだ本当のビジョンじゃありません。

いいですか、ワクワクしないと意味がありません!

必ず「ワクワクするビジョン」で書き出してください。

今ここで書かないと一生の損!! このあとはもうない!!

くらいに気合いを入れて書いてください。

それでこそ、あなたの一生に衝撃を与えるビジョンになります。

このワークをするかしないかで、あなたの一生が天国になるか地獄になるかが変わります。

このビジョンをちゃんと描ければ、あなたの心の中に「無限の内燃機関」が生まれます。

■フレキシビリティ

 

もうひとつ、大事なヒントを記しておきます。

あなたは「カラオケ」に行きますか?

行って歌いますか?

キャバクラに行ったことがありますか?

「そんなの自分のキャラじゃない」

って思いますか?

人間の可能性は無限にあると言われています。

瞬間瞬間に無限の可能性が秘められている、という、物理の世界の話があります。

どういうことかというと、ある瞬間とある瞬間の間には、なんの因果関係もなく、
ある瞬間から展開する連続した現象は、どんな展開でもありうる、ということなのです。

これが無限の可能性の正体です。

これは、

「嘘でもそう振る舞っていれば本当にそうなる」

という話とも通じます。

無限の可能性を邪魔しているのは、「人間の記憶」です。

「こうだったからこうなるに違いない」

「今までこうだったからこうあらねばならない」

という因果を人間は想定しており、逆にそれを期待し、そうなることに準備してしまう。

「俺はカラオケで歌うキャラじゃない」

「俺はキャバクラにいくキャラじゃない」

要するにこの「自分キャラ縛り」が、可能性を殺しているのです。

「自分はこういうキャラ」というのは、実は変わるのが面倒だったり、新しいことをするのが怖いだけです。

楽をしたいがために、「自分はこういうキャラ」とごまかしているだけなのです。

人に決まったキャラなんぞないのです。

あなたはなんにだってなれるのです。

人は、ある瞬間から全く別人のように振る舞っても、なんの不思議もありません。

実際、映画俳優は、与えられた役によって自分というキャラクタをどんどん変えていますよね?

あれは、あなたのリアル人生でだってできるのです。

わかりますか?

あなたの可能性は無限なのです。

自分を固定しないでください。

あなたはなんにだってなれる!!

自分に柔軟性(フレキシビリティ)を持ち、その時々にマッチしたあなたになってください。

戦わなければならないときは戦士に・・・。

リーダーが必要なときは王様に・・・。

かわいらしい女性がいるときは恋人に・・・。

特殊なスキルが必要なときは魔法使いに・・・。

そう、あなたはどんなときにだって的確な対応ができるし、その場その場に必要なふさわしい人になれるのです。

そういう人になっていくためにはまず知識を仕入れること。

日々の勉強を怠らず、「あなたがなりたい自分」を目指してください

そうすればあなたの「無限の内燃機関」は、最大限の火力を発揮し、まわりの人に大きな影響を与えられるようになるはずです。

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